このストレスの原因は一体・・・

検討者Yさん検討者Yさん

私はいつも会社でストレスを感じてるけど、他の人たちは一体どうなんでしょうか?

スター事務局スター事務局

それでは上記のような疑問にお答えするため、この記事では人間関係ストレス原因の一般的なパターンをご紹介いたします。

誰との人間関係が最もストレスになりやすい?

人間関係のストレスは、職場や学校、私生活などに分けて考えることができます。

どの環境にも上司と部下、クラスメート、家族など数多くの人間関係があり、その数だけストレスも存在します。

しかし、ある人間関係ではストレスが大きくなりがちで、他の関係ではそれほどでもないという一定の傾向はありそうです。

一般にどのような関係で大きなストレスが生まれるのでしょうか?

最もストレスになりやすい存在は上司!

上司のストレス

人間関係のストレスが一番問題になる場所は、ズバリ職場のようです。

そして、最近行われたアンケート調査(大手転職支援サービス「エン転職」の調査)によると、仕事でのストレスの原因第1位は上司との関係だったそうです。

人間関係に起因するストレスの中では、2位以下に大差をつけての1番になりました。

この結果からすると、一般的に言って人間関係最大のストレス源は職場の上司であると言えそうです。

考えてみればこれは順当な話ですね。

上司は部下よりも立場が強いので、無理なことを言い付けたり、パワハラを行ったりしやすい存在であるためです。

実際、自分は働かないくせに人には大量の仕事を押し付けたり、特定の部下のみをえこひいきしたりする上司もいます。

自分が上記のような人物の部下の立場であれば、大きなストレスを感じる可能性が高いでしょう。

上役が部下に指示を出すという一般的な会社組織の構造上、悲しいことですがこうしたストレスが生じるのはやむをえない側面があるのかもしれません。

部下や同僚もストレスになる。

部下や同僚もストレス

一方で、仕事のストレスの原因が部下や同僚にあると答えた人が一定数存在したことも無視できません。

中間管理職の立場の辛さはよく耳にしますが、これも原因の半分は部下が思い通りにならないことにあります。

自分の方が上役なのに部下に馬鹿にされたり相手にされなかったりしてプライドを傷付けられるのは、部下を持つ人に特有の悩みです。

同僚も部下と同程度に職場でのストレスとなっています。

立場が同じだからといって、みんな仲よくと言うわけにはいかないようです。

もちろん同僚の中にも先輩後輩の上下関係がありますし、それがストレスの元になる場合も多いでしょう。

興味深いのは、男性は部下との関係にストレスを感じることが女性よりずっと多く、女性では反対に同僚との関係にストレスを感じることが男性よりも遥かに多いということです。

上下関係を重んじる男性社会の構造と、年齢に関係なく他人と複雑に敵対し合うこともあるという女性社会の構造が、ストレスの構造にも影響していると思われます。

職場以外での人間関係にもストレスは存在する。

学校

一般的に言えば、職場が最大のストレス発生源となっていると言えます。

しかし、人間関係がある限りストレスとも無縁ではいられないのであり、職場の外でも同じような悩みを抱えることがあります。

代表的なのは学校でしょう。

職場に似て、学校にも教師と生徒、生徒同士、先輩と後輩などの人間関係があり、時にとても大きなストレスが生まれます。

昨今いじめや登校拒否が問題になっていることも、学校での人間関係の問題を反映しています。

さらに、私生活でも人間関係のストレスが発生します。

特に家族とうまくいかないというケースは多いのではないでしょうか。

職場と同じかそれ以上の長い時間に渡って、家族は毎日顔を付き合わせて暮らしています。

いくら家族であるとはいえ、人間には好みや人生観の違いがあるのですから、これで全くストレスを感じるなと言う方が無理です。

家族は心理的な距離が近いため、お互いに遠慮がなくなってずけずけと相手にものを言ってしまったりもします。

そのため、時として家族は職場とはまた違ったストレスとなるわけです。

距離が近いことは友達や恋人でも同じで、やはり同じようなストレスを抱える場合があります。

まとめ

ストレスを生み出す人間関係の形態は、数え上げれば切りがありません。

ですが、人間関係のストレスで1番悩む人が多い場所は職場であり、特に上司との関係が問題となります。

2人以上の人間がいる限り人間関係のストレスはなくならないので、職場以外の場所でも大きなストレスを抱えている人が数多く存在します。

学校や家族でもストレスが生まれますし、友達同士や恋人同士でも問題を抱える場合は多いです。

人と人との関係やそこに生まれるストレスは複雑であり、単純にパターン化できるものではないかもしれません。