2016年5月初投稿。2018年4月最終更新。
本日ですが、以下について知りたいです。
- セドナメソッドとはどういうもので、どんな効果があるのか?
- セドナメソッドはどのように行えばよいのか?
承知しました。
上記の疑問にお答えするため、この記事では感情手放しおよびセドナメソッドについて解説させていただきたいと思います。
目次
セドナメソッドで感情を手放すと人生が変わる!?
豊かで楽しい人生を創造するにはコツがあるようです。
で、そのコツとは、ズバリ思い込みを手放すこと。
この思い込みのうち、程度が強いものは潜在意識のブロックと呼ばれ、ブロックを手放す手法をクリアリングとかクレンジングと言います。
今日は、効果絶大のクリアリング手法、セドナメソッドを紹介します。
なぜ不安や怖れなどの、感情が存在するのか?
感情については精神医学・生物学・認知神経科学など、さまざまな分野で語られていますが、ここではエッセンスのみを紹介したいと思います。
感情は、その人の潜在意識がホンキで信じていること
=強い思い込み=観念が、どのようなものかを伝えるために存在します。
ちょっと、想像してみて下さい。
あるとき、あなたが体重計に乗ったところ、3kg増えていました。
そのとき、どのように感じるでしょうか?
悲しみや不安を感じるのは、「体重が増えるのは良くない」という観念を持っているから。
無理なダイエットをする人は、こういう観念が強すぎるのかもしれません。
一方、喜びを感じるなら、「体重が増えることは良いことだ」という観念を持っている。
身体を大きくしたいスポーツ選手なんかは、そのような観念を持っているでしょう。
また、特に何も感じないのは、体重に関する観念が強くないからです。
以上のように感情には、あなたの持っている観念を教えてくれる役割があります。
例:遊び感覚でお金を得ることに対する観念(思い込み)
私たちは子供の頃から遊んでばかりいるのは、良くないことだと教えられることが多いようです。
(※こういう状況は、昔 進学塾の校長をやっていた際、頻繁に目にしてきました)
そして大人になった後には、「収入を上げるには厳しく努力せよ」という情報にさらされる機会が、とても多いと言えます。
そのため、一般的に遊びとかお金に対して、強いマイナスの観念を持っていることが多い傾向にあります。
同時に、楽しんでお金を稼ごうと決意したとき(特にそれで生活しようと思ったとき)、たいてい怖れや不安を感じるようです。
ただ、その怖れや不安といった感情は、あなたにこういうことを教えているかもしれません。
「辛くなければお金は得られないって、信じ込んじゃってますよ。その観念を手放さないと現実化しちゃいますよ」と。
感情をゆるめること=観念(思い込み)を手放すこと
感情は、観念の存在を教えているのみであると言われています。
つまり、怖れや不安自体には何の力もないわけです。
ただ、観念には力があるので、いらないものは手放したほうが良いようです。
「手放す」という言葉は、メンタル・スピリチュアル系の本に良くある言葉なのですが、もしかすると難しく感じるかもしれません。
なんか修行の末、完全に消し去るみたいな(??)。
なので「手放す」というよりは、「ゆるめる」と言ったほうが、伝わりやすいかもしれません。
では、観念をゆるめるには どうすれば良いのか?
まず、感情をゆるめれば良いんです。
あなたが「辛くなければお金は得られない」という観念を持っていたとします。
上記の状態のまま、楽しいことをやろうとすると、収入が得られないかもしれないという怖れが強く出ます。
あなたに観念の存在を教えるためです。
で、あなたが「怖れ」をゆるめたとします。
これは、怖れに教わるべきこと(=「辛くなければお金は得られない」という観念の存在)を、ゆるめたことになります。
すると、あなたの潜在意識は「辛くないとだめ?言われてみればそうかもね。でも 絶対にそうだとも感じないし、人によるよね」というゆるーい状態になるというわけです。
セドナメソッドは ゆるーい状態になり思い込みを捨てる方法
「悲しみを癒すには、
悲しみを認めることだ」
書籍などで頻繁に紹介されているこの言葉、あなたも聞いたことがあるかもしれません。
怖れをゆるめる方法、それは怖れを味い認めることです。
セドナメソッドは、感情を味わい認めます。
そして自己対話法を使って、最終的にはゆるーい状態を生み出して思い込みを捨て去ります。
セドナメソッドはお金や恋愛(復縁)にも効果がある!
実際 セドナメソッドは、お金や恋愛に対しても効果があるようです。
とはいっても、魔法のごとくお金を引き寄せたり、恋愛や復縁が成就というのではありません。
なので、もちろんそれ相応の目標設定や行動は必要になります。
ですが、セドナメソッドには、上記の過程におけるプレッシャーやストレス、落胆などを取り除く効果があります。
そのため最終的に、苦しい努力をすることなく(実際には努力と呼べるものであっても苦しみを手放した状態)、願望実現という人生の変化が起こるようです。
なお、もしあなたがお金や恋愛の願望実現に興味があるのであれば、下記の記事を合わせてご参考いただくと役に立つかもしれません。
うつ病やパニック障害時にセドナメソッドを行うと?
うつ病歴8年以上で医師を2回以上変えた方々44名を対象にした米ペンシルベニア大学での治験による、下記のデータをご覧ください。
心理療法の完治率:79%
薬物療法の完治率:12%
もちろん上記治験データには母数が少ないなどのツッコミどころがありますし、時として薬物療法はとても大切であることは事実です。
ですが薬物療法のみではなく心理療法も併せて行った方が効果が高いですし、症状が軽度の場合は薬を処方されないケースから心理療法に頼らざるを得ない場合もあります。
そのような中で、セドナメソッドはパニック障害やうつ病に対する新しい心理療法として一定の効果が発揮されたとの意見もあるようです。
緊張したり不安になった時にセドナメソッドの解放を行いつづけたら「ドキドキする不整脈が出なくなった」とか「呼吸が苦しくなることが無くなった」などなど。
また軽度のパニック障害やうつ病の場合、以下のようなツールを併せて活用することも効果的かもしれまん。
セロトニンのサプリメント「リラクミン」
幸せホルモンと知られている脳内神経伝達物質セロトニン。
このセロトニン対策に有効なラフマ葉(ハーブ)エキスおよび脳内興奮物質を和らげてくれるアミノ酸 GABA(ギャバ)が配合された心のためのサプリメントです。
さらに睡眠の質を高めるハーブであるクワンソウのエキス、脳内セロトニンの分泌や機能に重要であるビタミンB群等が含まれています。
医療の世界では「セロトニンの不足は、不安症・パニック障害・強迫神経症と強い関わりがある」と言われており、実際抗うつ薬の中にはセロトニンを増やすことで効果を発揮するものもあります。
もちろん鬱症状の方のすべてがセロトニン不足というわけではありません。
とはいえ、そもそも現代社会に生きる私たちの生活そのものがセロトニン不足を引き起こしやすいリズムと言えるようです。
ですので、まずは健康補助食品でセロトニン不足対策を試みてみるというのは、とても良い選択肢なのかもしれません。
chevron_right「リラクミン」の詳細はこちら
セドナメソッドのやり方!実践方法
それでは、本題のセドナメソッドのやり方です。
下記のような自問自答をしてください。
「今、何を感じていますか?」→「不安」「怒り」など
↓
「その感情を認める事はできますか?」→「はい」/「いいえ」
↓
「それを手放せますか?」→「はい」/「いいえ」
↓
「手放しますか?」→「はい」/「いいえ」
↓
「いつ?」→「今」
文章に起こすと、たったこれだけのことです。
ただ本気でやると、自問自答にもかかわらず、「はい」と答えるのに葛藤したりします(笑)
もっと詳しく知りたい方は、こちらの人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッドの一読をおすすめします。
セドナメソッドの効果的な促進方法!3つのコツ
あくまで万人に当てはまるとは限りませんが、セドナメソッドには3つのコツがあるようです。
セドナメソッド中にワザと感情の抵抗を溜めて味わいつくす
「その感情を認める事はできますか?」の部分で、わざと溜めて感情を味わいつくします。
これは、「ザ・マネーゲームから脱出する法」のプロセスという手法からヒントを得たものです。
「はい」「いいえ」を答える前に、震えがくるくらい味わいつくすと良いみたいです。
構えないでこまめに常時開放するつもりでセドナメソッド!
なんというか、例えば人と会話している時に不快を感じたら、会話しながら(ふりをしながら)、心の中ではセドナをやるぐらいの気軽さで回数を重ねるのが吉。
もっとも、この場合は先に紹介したように、感情を味わいつくしたりはしません。
「何を感じていますかブツブツブツ・・・・・今!」とある意味リズムよく行うと良いでしょう。
脳波を瞑想状態に整えてセドナメソッドを行う
私たちの脳波は周波数によって大まかに4つの領域に分類されます。
ベータ波(通常の活動状態)・アルファ波(リラックス状態)・シータ波(まどろみ/瞑想状態)・デルタ波(睡眠状態)
脳波を瞑想状態(主にシータ波)にしてセドナメソッド行うと、自分の深層世界にスーと入っていけます。
脳波の誘導は、以下のようなインサイトCDや瞑想CDを活用するとスムーズです。
セドナメソッドを促進するヒーリングCDやインサイトCD
最後に、感情や潜在意識ブロックの解放を促進してくれる音源プログラムCDベスト5を紹介します。
心理学の世界では、感情や潜在意識に最も強く影響を与える外的要因は「音」であると言われます。
確かに、映画やドラマなどでもシーンごとの臨場感を高めるために音楽が駆使されており、実際私たちの感情に多大なる影響を与えているようです。
以下のCDベスト5は、音のパワーを様々な形で応用することによって感情や潜在意識に働きかけ、解放のプロセスを生み出しています。
【浄化】レイキ入りヒーリング音楽「天使のやすらぎCD」
世界的に活躍しているヒーラーによって、天使とつながりを元に製作されたヒーリング音源CD。
悩みや不安の原因となっている過去のとらわれや思い込みを浄化し、あなたの人生に癒しと安らぎをもたらしてくれます。
霊や天使など目に見えない存在の可能性を一切信じない超左脳的な方にはお勧めできませんが、感覚的なものも大切にしながらクリアリングを進めていきたい方は、「天使のやすらぎCD」を聴きながらメソッドを行うと高い効果を体感できるでしょう。
chevron_right「天使のやすらぎCD」の詳細はこちら
インサイトCD(雨音バージョン)
深い瞑想状態、リラックス状態を生みだすためのバイノーラルCD。
自然から録音された雨音に「バイノーラル・ビート」が折り込んであり、あなたの脳波を徐々に下げデルタ波(深くリラックスしているが意識はハッキリしている瞑想状態)まで導いてくれる音源です。
インサイトCD自体に解放の効果があり訳ではありませんが、聴きながらセドナメソッドを行うと感情を解放しやすくなります。
chevron_right「インサイトCD(雨音バージョン)」の詳細はこちら
インサイトCD(波音バージョン)
先に紹介した「インサイトCD(雨音バージョン)」と同様、深い瞑想状態を生みだすためのバイノーラル音源CD。
自然から録音された波音に「バイノーラル・ビート」を折り込んであり、脳波を深くリラックスしているが意識はハッキリしている瞑想状態まで導いてくれます。なお雨音バージョンよりも波音バージョンの方が、穏やかな気分になれるとの口コミもあるようです。
インサイトCD自体に解放の効果があり訳ではありませんが、聴きながらセドナメソッドを行うと感情を解放しやすくなります。
chevron_right「インサイトCD(波音バージョン)」の詳細はこちら
「セドナメソッドの効果とやり方と3つのコツ」のまとめ
私たちは、怖れを感じることを怖れてしまい、感じないようにフタをすることがあります。
上記には無理にポジティブにしたり、ハイテンションになることも含まれます。
ただ、これをやってしまうと、怖れを生み出した観念がどんどん強くなっていきます。
そして、いつか現実化してしまうわけです。
繰り返しになりますが、怖れそのものに力はありません。
なので、怖れを感じることを怖れないでください。
最初はむしろワザと大げさに怖れを感じ尽くすくらいが良いと思います。