たまに耳にする「潜在意識が9割」という言葉

「潜在意識」という言葉。

何となく聞いた事があるものの、きちんと定義づけるとどういうものなのか?
分からない方も多いことでしょう。

「9割とか95パーセント」って言葉も聞いたことあるけど意味わからん?とかとか。

まず言える事として、潜在意識は誰もが持っているものです。

切っても切り離せない、もう1人の本能的な自分と言ったところでしょうか。。。

では潜在意識とは?を分かりやすく言うと何なのか?

潜在意識(無意識)って何なの?

潜在意識と言えば難しく聞こえますが、要するに無意識と呼ばれる人間の本能的な意識領域のこと。

実は、人間には2つの意識があって、表面には顕在意識という頭の中でこうしようと考えている自分(=意識領域)が存在し、水面下では自分では認識していない本能的な自分(=無意識領域)がいると言われています。

そして、この自覚していない本能的な自分のことを潜在意識と呼んでおり、私たちの人生全般における行動に対してかなり大きな影響を与えているようです。

その影響割合は、顕在意識が1〜2割に対して潜在意識は8〜9割と言われています。

上記の説明はどちらかと言うと心理学的アプローチです。

続いては、より潜在意識をご理解いただくために脳科学的なアプローチからも解説したいと思います。

潜在意識と顕在意識の身体的場所を脳科学の観点で解説!

意識というものは身体的器官(物質)ではなく、いわゆる情報の集まり。
(※ただ情報が集まっているというよりは整理統合されているイメージ)

そのため潜在意識や顕在意識の話は、どうしても抽象的になりがちです。

そこで「じゃあ、潜在意識やら顕在意識ってどこにあるんだよ!」という方のために、潜在意識と顕在意識が脳のどの部位の機能と結びついているのか?をご説明したいと思います。

ただ、そもそも意識とは何なのか?が科学的には解明されていませんので、あくまで学者の皆さんが論じている内容を調査し噛み砕いたものであることをご了承ください。

顕在意識は大脳新皮質の機能と結びついている

潜在意識と違って顕在意識は大脳新皮質

まずは分かりやすい顕在意識から。

顕在意識は脳の外側を覆っている大脳新皮質での情報処理と結びついています。

この大脳新皮質は、哺乳類のみ(一部機能は鳥類にもとの説あり)に存在しており生物進化の歴史で最も新しい部位です。

ざっくり言うと四部位「前頭葉(ぜんとうよう)、頭頂葉(とうちょうよう)、後頭葉(こうとうよう)、側頭葉(そくとうよう)」に分かれており、各部位が連携して論理的思考:周りの環境を分析した結果「自分はこうしよう!」等を決める機能を担っています。

つまるところ顕在意識とは大脳新皮質に紐づいた論理的で理性的な意識と言えそうです。

潜在意識は大脳辺縁系や小脳の機能と結びついている

潜在意識は大脳辺縁系と小脳

続きまして潜在意識と脳の関係を見ていきましょう。

潜在意識は脳の中心部にある大脳辺縁系および後頭部にある小脳の一部の情報処理と結びついています。

大脳辺縁系は、爬虫類・両生類・魚類にも存在している生物の歴史上比較的古い脳部位

こちらもざっくりと四部位「帯状回(たいじょうかい)、海馬(かいば)、扁桃核(へんとうかく)、脳弓(のうきゅう)」に分かれており、連携して情動(感情+快・不快)にもとづいてた反射的な行動を命令する機能を担っています。

恐怖を感じてとっさに逃げるとか、空腹時に夢中で食べるなどなど。そして大脳辺縁系の情動的な情報処理は、しばしば大脳新皮質の理性的な機能に打ち勝つのです(分かっちゃいるけど辞められない等)。

そして小脳は運動感覚および手続き記憶(いわゆる体で覚える)の機能を担っています。

反復練習して一度自転車に乗れるようになれば、10年空白の期間があってもその気になれば乗れますよね。

ちなみに大脳の神経細胞が約150億個なのに対して、小脳には約1,000億個の神経細胞が存在しており科学的に解明されていない様々な潜在機能を秘めていると考えられています。

まとめますと、潜在意識とは大脳辺縁系+小脳に紐づいた本能的で体感覚的な意識と定義できるでしょう。

上記が正しいのであれば、つまるところ私達は願望達成といった自己実現も含めて、潜在意識からの多大な影響を受けて生きていることになるわけです。

潜在意識から受ける影響!恋愛・お金・ダイエットなど

潜在意識から受ける影響

何気ない日常生活で言えば、意識する必要がない習慣的な行動は、全て潜在意識で行っていると言われます。

例えば、自転車や自動車の運転のように。

初めて乗る時は頭で考えながら運転していたはずなのに、いつの間にか何も考える必要が無くなるのは、その行動が潜在意識に根付いたから(情報が手続き記憶として小脳に格納されたから)という訳ですね。

また、ダイエットをしなきゃ駄目と頭(=顕在意識)では分かっているはずなんだけど、ついつい食べちゃって一向に体重が減らないといった例。

こういう場合、顕在意識(大脳新皮質の情報処理)はさておき、潜在意識(大脳辺縁系)はダイエットは別にしなくても良いと考えている可能性が高いと言えそうです。

そしてその結果、結局ダイエットをしようと決めても、実際の行動に移すことができないのかもしれません。

さらに、もう少し抽象的な例を挙げてみましょう。

私たちは、人生の数多くある分岐に立たされた時、顕在意識では幸せになりたいと考えて選択を行うはずです。

幸せ(=定義は千差万別ですが)は、万人の望みと言えるからです。

にもかかわらず、潜在意識の働きによって、わざわざ自分で不幸になるような道を選んでしまう場合もありえます。

そのような事例は意外にも多いのかもしれません。

お金持ちになりたいと願う人が、どう考えてもお金をドブに捨てているような行動ばかりしたり、恋愛成就を夢見る人が異性を遠ざけるような言行動を繰りかえしたり。

そして上記のような例は、あくまで潜在意識(=無意識)の働きであるため、自分では気づくことができず、努力しているのに報われないといった結果に対して悩んでいる人は沢山いるようです。

潜在意識の記憶情報(=思いグセ)はどのように決まるのか?

潜在意識の内容は、どのように決まるのか?

私たちには、遺伝的に生まれ持った人格や性格が存在しているようです。

一方で、生後に人生を歩んでいく中で周りや環境の影響を受けることで、自分はこうしようと思い考える思考が形成されるみたいです。

そして思考が行動を生み出し、その行動の積み重ねが、今の自分というものを作っていると言われています。

潜在意識の内容は上記のようなプロセス、すなわち過去の体験の積み重ねや膨大な情報に、生まれ持った人格が絡むことで、自分の思考の偏りや思いグセとして定着していく。
これが定説のようですね。

さらに言えば過去の体験が真実なのかどうかは関係ない。単なる事実情報の集まりではなく統合された記憶情報だから。

例えば幼い頃に何度も犬に吠えられ死の恐怖を感じた人にとっては、犬は鎖に繋がれていて危険は無かったという事実があったとしても、その情報は統合され犬に近づけば殺されるという情報(思いグセ)として刻印されます。

そして潜在意識に刻印された情報は、先に紹介したとおり人生における様々な行動に対して強く働きかけると言われています。

ですので、潜在意識に物事をポジティブに捉える情報がある人は、環境が変わってもいつもポジティブな選択を行っていく。

一方で、物事をネガティブに捉える情報が刻印されている人の場合、消極的な選択を行っている時が一番安心したりする。
表面上(=顕在意識上)いくら積極的な自分であろうと目標を立てたとしてもです。

問題は顕在意識の目標と潜在意識の情報の不一致

顕在意識上の自分と潜在意識の情報が一致していれば何の問題もありませんが、不一致が多いと知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまうこともありえます。

潜在意識の働きに自分では気付かない(=自覚できない)ため、自分の思ったとおりに自分が行動できないと錯覚し、自己不信や自己嫌悪に陥る可能性があるからです。

もちろん潜在意識の思いどおりに行動しているので、別の側面から捉えれば自分の思ったとおりに行動できていることになります。

とはいえ、その潜在意識の働きによる行動が「恋人と結ばれる」とか「お金持ちになる」という顕在意識が考えた目標の邪魔ばかりしてしまい不本意な方も多いことでしょう。

では、顕在意識と潜在意識が目指すところに不一致が生じてしまう原因は何なのでしょうか?

潜在意識と顕在意識の目標が不一致となる原因は現状維持!

前述にて、顕在意識は「ダイエットしてスリムになりたい」と考えているものの、潜在意識は「別にダイエットなんか不要」と感じているという例をあげました。

これって要するに目標の不一致が発生している状態。

では、なぜ目標の不一致が発生してしまうのでしょうか?

それは潜在意識の目標が常に現状を維持することであるためです。

理由は、現状維持が最も生存確率が高い選択だから。
(※現在まで生存できているという実績がある)

潜在意識にとっては「あの人と復縁できれば幸せ」とか「お金があった方が人生の自由度が上がる」「肥満よりスリムな方が健康的で美しい」なんて、ぶっちゃけどうでもいい!

不満足だろうが不幸だろうが構わないから、とにかく現状を維持して生存確率を最大化する!

上記が、食物連鎖サバイバルを生き抜いてきた私たちの本能(潜在意識)であり、まだまだ歴史の浅い論理的思考(顕在意識)とは比べもののにならないほど強烈な影響を人生に及ぼすわけです。

潜在意識を書き換えてお金や恋愛の願望を実現する方法

潜在意識を覚醒してお金や恋愛の願望を実現

潜在意識の目標が現状維持なのは理解できた!でも私には(顕在意識で考えている私には)望む未来があり現状を変えたい場合にはどうすればいいのか?

人生を変えていきたいあなたには切実な疑問かもしれませんね。

その答えはズバリ、潜在意識が認識している現状の情報を書き換えることです。

潜在意識にとって「その情報が本当に現実なのかどうか?」は関係ありません。
言い方を変えると潜在意識に嘘の情報を刻印すると、それを真実だと思い込んでくれます。なぜなら論理的な分析ができないからです。

では、どうやって潜在意識の書き換えを行うのか?そのリアルな方法論をお伝えしていましょう。

まず書き換えの最もポピュラーな方法は、いわゆるアファメーションです。

ただアファメーションで潜在意識を書き換える際には、顕在意識が大きな壁となるということを理解しておきましょう。

なぜなら潜在意識には情報の真偽がわかりませんが、顕在意識には嘘がはっきりと分かるからです。

そのためあなたが「私は上手くいってる」とアファメーションしても、顕在意識が即座に「嘘だ!今日だって嫌ことあっただろ!」という具合に遮断してきます。

じゃあ、その顕在意識の遮断を通過して、潜在意識に情報を届けるにはどうすれば良いのか?具体的な方法は以下の3通りです。

  1. 1.とにかくしつこく何度も反復する。
  2. 2.顕在意識が働きづらい状況でメッセージを刷り込む。
  3. 3.顕在意識では理解できない形式の情報を送って刷り込む。

まず「1.何度も反復」は、要するに顕在意識が根負けするまで何万回でもアファメーションを繰り返すということ。これはインターネット上でも多々紹介されているメソッドであり、ある意味で潜在意識書き換えの王道と言えます。

次に「2.顕在意識が働きづらい状況」というのは、寝る前にアファメーション音声を聴くなどの方法であり、これも昔からある手法です。
ただ、近年ではまどろみ状態の脳波であるシータ波誘導音楽がミックスされた音声もありますので、積極的に活用したいところです。

最後に「3.顕在意識では理解できない形式」ですが、これはソルフェジオ周波数や浄化エネルギーなどの非言語情報であったり、サブリミナル化されたメッセージが挙げられます。

この非言語情報やサブリミナルは、簡単に そして確実に顕在意識の壁を通過して潜在意識に情報を届けてくれる頼もしいツールです。

潜在意識を書き換えて本気で恋愛成就したい方やお金持ちになりたい方は、ぜひ以下の記事をご参考くださいませ。

とにかくポイントはいかにに顕在意識(論理的思考)を働かせずに潜在意識に情報を刷り込むか!にあります。

「潜在意識とは何か?恋愛やお金への効果」のまとめ

潜在意識および顕在意識について、恋愛やお金に関する願望実現とも絡めつつ解説いたしました。

潜在意識は意識領域の8〜9割を占めており、本能・情動的な処理を行う脳の部位と結びつきながら、私たちの日々の行動に多大な影響を及ぼしています。

そして潜在意識の最大の目標は現状維持であることから、「恋愛を成就する」「お金持ちになる」といった顕在意識が立てた目標の邪魔をするような行動をしばしば促してしまいます。

上記を解消するためには、潜在意識の記憶情報を書き換えることが肝要です。

書き換え方法としては、アファメーションがポピュラー。ただし顕在意識を介する方法なため潜在意識への浸透までにかなりの時間と根気が必要になります。

ですので、ソルフェジオ周波数や浄化エネルギーなどの非言語情報やサブリミナル化されたメッセージといった潜在意識に直接情報を刷り込めるメソッドを活用するのが吉でしょう。